SPECTRUM ENVIRONMENTAL LIGHTING FILTER
「スペクトラ」蛍光灯フィルタ





「スペクトラ」とは.................

「スペクトラ」はいつごろ、どこで開発されたのですか。
「スペクトラ」を装着するとどうなるんですか。
「スペクトラ」はどんな所でどんなふうに使われていますか。
「スペクトラ」にはどのような種類がありますか。
「スペクトラ」の価格は ?
「スペクトラ」の耐熱特性と安全性は ?
「スペクトラ」はどれくらい長く使用できますか。




















「スペクトラ」はいつごろ、どこで開発されたのですか。

「スペクトラ」は1991年12月、米国のスペクトラコム・テクノロジーズ社(本社アリゾナ)により設計開発されました。



「スペクトラ」を装着するとどうなるんですか。

「スペクトラ」は下記のような優れた特徴・性能を持っています。

目にきついグレア(まぶしさ)をカット
有害な紫外線をカット
(白内障など目の疾患や皮膚の老化・メラノーマを軽減)
太陽光に近いスペクトルを実現、自然な色調を再現
環境にやさしい長寿命商品
(10年以上)
防虫効果
(紫外線カットによる)
UVヤケ・UVによる品質劣化や変色からの保護
蛍光灯の破損・飛散防止
(地震災害時など)
ストレス・イライラを軽減
(ストレスホルモン・コルチソールの抑制)
作業効率・生産性を向上




「スペクトラ」はどんな所でどんなふうに使われていますか。

「スペクトラ」はいろいろな業種や分野でそれぞれの目的にあわせてご使用いただけます。

日本では、欧米に比べ、「スペクトラ」が紹介されてまだ日は浅いですが既に、大手企業をはじめ、官公庁・銀行・大学・病院、他数多くのところで既に使用されております。(日本国内のユーザーリスト参照)  

特に自然災害の多い日本では、大地震等で蛍光灯が破損・飛散する危険があり、「スペクトラ500」(チューブタイプ)を蛍光灯に装着することで、これらの危険防止・災害対策に役立ちます。

更に、「オプティマックス VDTフィルタ」や「ライソン・アームレスト」を併用することでテクノストレスや”パソコンひじ”「頸肩腕(けいけんわん)症候群」等から解放され仕事面での生産性が大きく向上します。

米国およびカナダでは、中央・地方官公庁を始め、あらゆる分野で広く使用されております。(米国・カナダのユーザーリスト参照) 「スペクトラ」を装着した後の感想や報告など数多くのユーザーの声をご覧ください。

特に、1995年9月「スペクトラ」の性能・効果と安全性は、アメリカ合衆国連邦政府に認定され、 「スペクトラ」にUS GSA番号が与えられました。これにより、アメリカ合衆国は言うに及ばず、全世界のアメリカ連邦政府(国防省を含む)の関係出先機関・米軍関連施設にて「スペクトラ」が使用されるようになりました。




「スペクトラ」にはどのような種類がありますか。

「スペクトラ」には(1)チューブタイプ (2)薄シートタイプ (3)厚シートタイプの3種類があります。
また、それぞれ濃淡度のことなるスペクトラ・カラーがあります。(下図参照)

(1)チューブタイプ(標準40Wタイプ) =一般オフィスや店舗照明に使用します。
■「スペクトラ500」シリーズ= 524(極淡色)、 574(淡色)

(参考)
524(極淡色)=現状の照度をできるだけ維持したい場合
 (蛍光灯ガラス管径30mmに使用)
574(淡色)=グレアをより有効的にカットしたい場合
 (蛍光灯ガラス管径30mmに使用)


■「スペクトラ TG-100」 クリアタイプ・照度ロス最少・紫外線カット機能・価格的メリット
(2)スリットタイプ=コンパクト形蛍光ランプFPL27EXに使用します。
■「スペクトラ500DS」シリーズ= 524DS、 574DS
(「スペクトラ」の素材特性のため、すべてマニュアルカット加工となります。)
 
(3)薄シートタイプ =蛍光灯スタンドに使用します。
■「スペクトラ600DS」シリーズ= 674DS、674DSL、614DS、614DSL、694DS
コンパクトタイプ27W用→ 674DS, 614DS, 694DS
通常タイプ8W-30W用→ 674DSL, 614DSL, 694DSL

■「スペクトラ600DS」シリーズ= 674DSLL, 614DSLL、614DSM、694DSM
その他の特殊用途に使用
(4)厚シートタイプ =蛍光灯の天井カバーの敷き込みなどに使用します。
■「スペクトラ700」シリーズ= 714 (≒1220mm X 610mm)
(おもて面には“シボ”パターン、裏面には保護フィルムが付いています。)


スペクトラ・カラーの濃淡による分類

無色(クリア)
極淡色
淡色
中間色
濃色
チューブタイプ
スペクトラ 500 & TG-100
TG-100
524
574
514
(完売)
-
スリットタイプ
スペクトラ 500
- 524DS 574DS - -
薄シートタイプ
スペクトラ 600
-
-
674DS
674DSL
674DSLL
614DS
614DSL
614DSLL
614DSM
694DS
694DSM
C
厚シートタイプ
スペクトラ 700
-
-
-
714
-
紫外線カット
< 380nm
< 380nm
< 380nm
< 380nm
-
照度ロスA
2-8%
3-10%
10-15%
15-20%
20%以上
グレアカットB
最大
@ 「照度ロス」は概算値で、実際の照明及び周囲環境によって変わります。
A 「グレア(まぶしさ)カット」は相対的な表示です。
B 「694DS(M)」は非紫外線カットタイプです。

さらに、特殊用途や目的に合わせ次のようなタイプがあります。

主として、産業・工業用として使用され、高い遮光度(530nm以下をカット)をもつ「スペクトラ TA-50」も提供できます。)
これらの分野では一般に”イエローランプ”が使用されています。しかし、ランニングコストが高く、不快なグレアがあり作業環境としてはあまり適しておりません。 「スペクトラTA-50」は、より高い遮光性能とグレアカット特性をもち、作業環境を大幅に改善します。 また、ランニングコストの低減に貢献します。




「スペクトラ」の価格(8%税込み)は

スペクトラ 500  マゼンタ 40w/32w/30w 40mmφ \3,780/
スペクトラ 500  マゼンタ 20w/15w  40mmφ \3,024/
スペクトラ 500  マゼンタ  10w/8w 40mmφ \2,700/
スペクトラ 500  マゼンタ   110w@ 40mmφ \7,560/
スペクトラ 500  マゼンタ  コンパクト形27w スリットタイプA \3,024/
スペクトラ 600DS 化粧パック入り マゼンタ 薄シート 131 x 240mm \2,052/セット
スペクトラ 600DS   マゼンタ   薄シート 131 x 240mm \1,836/
スペクトラ 600DSL  マゼンタ   薄シー 131 x 585mm \2,376/
スペクトラ 600DSLL マゼンタ  薄シート 131 x 1170mm \3,024/
スペクトラ 600DSM マゼンタ  薄シート 1220 x 1000mm \16,200/
スペクトラ 700    マゼンタ    厚シート 1220 x 610mm \16,200/
スペクトラ 700    マゼンタ    厚シート  102 x 102mm \540/
スペクトラ EB-74   スカイブルー  40w/30w 40mmφ \4,212/
スペクトラ TG-100 クリア  40w/30w 40mmφ \3,132/
スペクトラ TA-50   アンバー  40w/30w 40mmφ \5,184/
スペクトラ TA-50   アンバー  20w/15w 40mmφ \4,104/
@110W蛍光灯には、40Wタイプを2本とセンターリングを使用します。
Aコンパクト形蛍光ランプFPL27EX専用スリット型タイプ(マニュアルカット加工となります)

**上記以外のワット数対応の「スペクトラ」およびその他お問合せはこちらへ




「スペクトラ」の耐熱特性と安全性は?

温度上昇に伴う「スペクトラ」の転移温度と外形的変化について(財)高分子素材センターにて検査を行い、結果は下記の通りです。

測定方法: JIS K7121プラスチックの転移温度測定方法(加熱速度20℃/分、窒素ガスの流入速度50ml/分)
試料:「スペクトラ524」切断片
試験結果:Tig = 144.7℃, Tmg = 151.0℃, Teg = 155.5℃ (試験報告書 2245号1&2による)

以上の結果により、「スペクトラ524」はTig = 144.7℃以下では当該温度保持時間の長短に関係なく、その分子変化は観察されず、外形的又は物性的変化は165℃〜170℃前後で生じると想定されます

一方、試料をそれぞれ160℃、180℃、200℃、250℃に設定した恒温槽に1時間保持してその変化を観察しました。
その結果は下記の通りです。
160℃の場合、ほとんど試料に変化は見られない。
180℃では少々波形状に変形し始め、200℃では更に顕著に波形状に変形した。
250℃では溶けくずれて、試料内にあぶく状のものが観察された。
この検査でも「スペクトラ524」の外形的、物性的変化は165℃〜170℃前後で生じると考えられます。
一般の直管形蛍光灯ランプに「スペクトラ」を装着した時の「スペクトラ」自体の表面温度は50℃〜60℃前後です。 従って、直管蛍光灯に「スペクトラ」を装着しても安全であり、変形、溶解などの外形的変化などは生じません。
(注意)
1.一部蛍光灯の表面温度が高くなるタイプがあります。(コンパクト形蛍光灯など)
表面温度が高温となるコンパクト形蛍光灯(U字型など)に「スペクトラ」を装着するとき-直接、蛍光管のガラス部分に「スペクトラ」を装着しますと、ピン側のガラス部分が高温のため、そこに触れている「スペクトラ」の部分が脱色、変形、溶解、焼焦げすることがあります。必ず、器具側のプラスチック部分にカバーしながら装着してください。 詳細は当社までお問い合わせください。
2.一般の直管蛍光灯に「スペクトラ」を装着するときには必ず所定のエンドキャップを使用してください。


 

「スペクトラ」はどれくらい長く使できますか。

「スペクトラ」は高耐熱性ポリマー(溶解温度は約300℃)に特殊染色を施したペレットより製造された優れた照明環境改善商品です。一度装着すると通常10〜15年ぐらい取り替える必要はありません。無論、米国・カナダの厳格な安全基準に合格しています。 (素材安全性データシート参照
なお、10年ご使用の場合、1日あたりの「スペクトラ」1本の使用料金はわずか¥1以下です。(\3,500/3,650日=\0.95)